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 函館から松前に向かう国道228号線で木古内市街へ入る手前に大きな「道南杉」の看板が目に飛び込んできます。ここが道南地方の私有林では最大規模の面積約8,000haの山林を所有・管理している北海殖産株式会社北海道出張所です。

北海殖産株式会社北海道出張所

北海殖産株式会社北海道出張所

 北海殖産株式会社は旧加賀藩(金沢藩)の第16代藩主前田利為氏によって明治44年に設立された前田家林業所を起源とする由緒ある企業で、森林経営の永続性(法正林維持)を経営の基本原則としており、市況に左右された安易な伐採量の増大は行わず、年間の皆伐面積に上限を設けるなど厳密な管理が行われており、昭和30年代頃から安定して年10,000m3程の丸太を生産しています。
 北海殖産株式会社は北海道のスギ生産では老舗的存在で、育苗から植林、保育、伐採までのすべてを手がけており、それぞれの分野において自社の苗畑や山林をフィールドにして「良質材の生産」のための試験・研究にも取り組んでいます。

スギとトドマツの混植試験林

スギとトドマツの混植試験林

 北海殖産株式会社のスギはその経験に裏打ちされた独自の植栽方法や管理手法、スギの北限である地勢的な特徴などもあり、「目が詰まっている(年輪幅が狭い)良質な材が多い」のが特徴であり、遠くは九州地方まで出荷され高い評価を受けています。

釜谷地区のスギ見本林(樹齢90~93年生)

釜谷地区のスギ見本林(樹齢90~93年生)