木をつかう(店舗)
道南スギの店内で、道南のコメを精米中。
澤田 導俊さん(有)澤田米穀店
- 建築も食も、健康のものさし。
- 北斗、知内、蘭越など道南の農家と直接契約し、お米を仕入れています。
店舗リニューアルの際に「建具も地元産」と思い、道南スギを採用しました。
米屋には小麦アレルギーのお客様も多く、日々、健康的な暮らしについて考えています。
木もその一役を担うものと思います。 - 現在はどんなお仕事を?
- お米の食べ方、買い方の提案をしたいと思い、
道南をはじめ全国の契約生産者から特別栽培米を直接仕入れて精米をしています。
小麦アレルギーのお子様や添加物を気にするお母さんにも、安心して食べてもらえるような乳幼児用・無添加の米菓子製造などもしています。 - なぜ今の仕事に?
- 前職は加賀百万石と言われた石川県に7年間勤めていました。
米の主要産地が北上していく中、北陸では化学肥料や農薬に頼らない米作りや
生産組合、農事組合を作り、いいものを欲しい方に売る仕組みを構築している姿を見て、
北海道でも小売の仕事の役割がまだあると感じ、実家である米屋に13年前に戻り、
生産者とともに米作りをしています。